ジムで体を鍛えたいと思っていても、なかなか時間が取れなかったりコロナによる自粛で外に出られなかったりして悩んでいるという方も少なくないはず。そんなときは自宅にトレーニングスペースを作ってみてはいかがでしょうか。自宅であれば自分の好きなタイミングで外に出ることなく体を鍛えることができます。しかし、自宅にトレーニングスペースを作るのであれば、騒音・衝撃・底抜けなど床の対策が必須です。ラバー製のマットなどを活用して補強を行わなければいけません。そこで今回は、自宅にトレーニングスペースを作る際の対策方法や、ジムでも使われている床材「ジムボードネオ」と「ラバーマット」について紹介します。
自宅にトレーニングスペースを作るなら「床」の対策が必須
自宅にトレーニングスペースを作る際、「どんな機材を置こうか」と設備面に意識が向いてしまいがちです。しかし、機材を購入する前にまずはトレーニングスペースの床に注目する必要があります。床の対策をしないと後に大きな事故やトラブルにつながる危険性もあります。ではどんな点に注意すべきでしょうか。
まず注意したいのが床の底抜けです。トレーニングで使用する機材の重さによっては、床が抜けてしまう危険性があります。機材だけでなく自分の体重がプラスされる点や、バーベルなどを勢いよく下ろした際にはより大きな荷重がかかる点も忘れてはいけません。
また、ダンベルなどを床に置いた際に起こる音にも注意が必要です。こうした衝撃音は想像以上に大きく、建物全体に響き渡ることもあります。
床の底抜けや騒音は十分ケアしておかなければ後にトラブルを招きかねません。事故やトラブルを避けるためにもしっかりと対策をしておきましょう。
トレーニングスペースの自作は可能?
トレーニングスペースを作るためには床の補強が必須です。しかし、業者を呼んでのリフォームはお金や時間がかかるもの。また、賃貸の場合はリフォーム自体が難しいこともあるでしょう。ある程度であれば、ラバーマットや合板などを使うことでトレーニングスペースの床を自作することも可能です。自作する際は以下の素材を重ねて三層構造を作るのが一般的といわれています。
一層目 ジョイントマット
一番下にはジョインマットなどのクッション性の高いものを敷きましょう。これによって床の傷つきが防止できるのはもちろん、防音・防振効果も期待できます。ジョインマットを選ぶ際は、薄いものでは効果が得られにくいため、迷ったら厚みのあるものを選ぶとよいでしょう。
二層目 合板(おきたい機材によってはベニヤ板でも可)
真ん中に合板を置くことで、床にかかる圧力を分散し底抜けを防止できます。板には合板の他にいくつか種類がありますが、強度などを考えればできるだけ厚みのある合板を選ぶのがおすすめです。
三層目 ラバーマット
表面に防音・防振や滑り止めを兼ねてラバーマットやゴムマットを敷きましょう。クッション性が効きすぎていると機材が沈み込んでしまい安定性が悪くなるため、なるべく硬く滑りにくいものを選ぶようにしましょう。
ジムでも使われているジムボードネオ+ラバーマット
トレーニングスペースはある程度自作ができるものの、自分で作る手間がかかりますし安全性にも大きく不安が残ります。また、初めは自作でも問題ないかもしれませんが、後に高重量の機材を扱うようになれば、再び床の対策が必要になることも考えられます。
そこでおすすめなのがKLASSで扱うジムボードネオとラバーマットです。ジムボードネオを敷くことで、ウエイトトレーニング器具の落下やマシンによる振動、床の衝撃を和らげてくれます。ラバーマットはロールタイプとインターロッキングタイプの2種類用意してあるので使う範囲や置く機材によって使い分けることが可能です。
本格的なジムでも使われている素材なので安全性や快適性も十分。本格的に自宅にトレーニングスペースを作るのであればおすすめの素材です。
組立るだけで使えるJBユニット
前述のジムボードネオとラバーマットの防音スペースを施工なしで使用したい。そこでおすすめなのがJB(ジムボード)ユニットです。付属の六角レンチで枠を組み立てて置くだけでジムボードネオ+ラバーマットの防音・防振スペースを実現します。サイズも3タイプあるため器具やスペース、トレーニングによって選べます。
トレーニングスペースは床対策から
自宅にトレーニングスペースを作るのであれば、まずは床の補強や防音対策を考えなければいけません。KLASSのジムボードネオとラバーマットは、本格的なジムでも使われる床材です。振動・騒音・衝撃を軽減し周囲の環境へ配慮しながら、快適なトレーニングを行えるでしょう。床の補強で悩んでいるのであれば、KLASSの床材の導入を検討してみてはいかがでしょうか。