畳は水や湿気に弱いから脱衣所やキッチンには使えない――。そんなイメージを持っていませんか? 実は脱衣所やキッチンなどの水回りにも問題なく敷ける畳もあります。水回りに畳を使えば、「すべる」「冷たい」といった不満を解消できるでしょう。また旅館やホテルでひと味違った空間をつくりたい方、福祉施設、保育施設などで安心できる温かみのある空間をつくりたい方にも、水回りで使える畳は役立ちます。
「脱衣所に畳がある」メリットって?
従来の畳と水は相性が悪く、水をこぼしたときのメンテナンスなどがやや面倒でした。しかし近年は、シャワーやホースで丸洗いすることも可能な「水回り用の畳」が登場しています。脱衣所の床が「冷たい」「すべる」といったお悩みも、この畳を敷くことで解消できます。以下で脱衣所に畳を敷くことのメリットをご紹介しましょう。
水にぬれても滑りにくいのでケガをしにくい
脱衣所がぬれているのが原因で、すべって転んでしまう危険性もあります。しかし畳は畳の目があるため程よいグリップ力があり、またクッション性もあるため転倒事故のリスクを抑えられます
足ざわりがよいので湿気があっても快適
夏場などに水回りの床がベタベタとしていて、不快な思いをしたことはありませんか?畳であれば湿気があっても足ざわりが快適。さらっと心地よく過ごしやすいです。
冬場の冷たさを感じにくい
水回りに使える畳は断熱性があるため足に冷たさを感じにくく、冬場もより快適に過ごせます。
水回りに弱いのは「畳全般のデメリット」ではなかった!?
これまで「畳は水や湿気に弱い」と考えられてきましたが、実はこのデメリットは「い草畳」の場合です。ここでは昔ながらのい草畳のデメリットを挙げましょう。
水や湿気で傷みやすい
い草畳は吸水が早く、水や湿気で傷みやすい特徴があります。水をこぼした場合はすぐに拭かないとシミが残ってしまいます。
悪条件下ではカビ・ダニ増殖の心配がある
い草は優れた吸湿性能がありますが、それゆえに湿度が高い環境下ではカビが発生しやすくなります。また湿気を含み人のフケや垢が落ちた畳は、ダニが好む環境でもあります。
メンテナンスが大変でお金もかかる
い草畳は紫外線があたると日焼けして変色してしまいます。また目に沿って拭き掃除する必要があるなど、デリケートで扱いに手間がかかります。張り替えなどのメンテナンスにもお金がかかるでしょう。
脱衣所に畳を置きたい場合の解決策
い草畳のデメリットを解決できるのが、KLASSの「湯上がりたたみ」と「防炎洗えるタイル畳」です。クッション性があり、転倒の衝撃を吸収。ソフトな質感で歩いても座っても快適です。湿気に強く、ダニ・カビも寄せ付けにくい仕様ですので、脱衣所用の畳にぴったりです。
汚れた場合は水拭きで取り除いてください。裏面がさない素材を使っています。また、お風呂上がりでも冷たくない、快適な足ざわりを実現しました。
「湯上がりたたみ」「防炎洗えるタイル畳」は温泉施設、特別養護老人ホーム、旅館、リゾート施設などでも数多く採用されています。タイルからの張り替え工事も可能。厚みが薄いため、バリアフリーにも対応できます。
https://www.klass-floor.jp/yuagari/
https://www.klass-floor.jp/tile/
お風呂場に入れられる畳も!
脱衣所で使用できる「湯上がりたたみ」「防炎洗えるタイル畳」のほかに、KLASSでは「湯ったりたたみ」というお風呂場で使える畳も人気です。滑りにくく安全で、お風呂場に入ったときの“冷やっと感”を軽減できます。
「湯ったりたたみ」は温泉施設、障害者支援施設、高齢者住宅、リハビリセンターなどで採用されています。メンテナンスとして1週間に1回程度、裏面と床面の掃除が必要。表面の汚れはスポンジで落とせます。安全性、掃除のしやすさに加え、「畳のお風呂」として模様替えできるところも魅力です。
脱衣所でもお風呂場でも畳を使って、冬でも足元が温かく、滑りにくい安全な水回りを実現しませんか?