ジムスペースをつくろう!
これからスポーツジム・フィットネススタジオを開業したい、あるいは自宅やオフィスなどに小規模のジムスペースが欲しいと考えている方で、内装をどうするかお悩みの方はいませんか?今回はジムスペース確保に必要な知識と床材ついて解説します。
まず、ジムスペースをつくりたい場合、一般的な建物の床をそのまま利用するときは、1階を使うのがおすすめです。なぜなら基本的に1階のほうが床の基礎工事が行いやすい構造になっているからです。2階以上を使用する場合は本格的な工事がしにくくなるので、音や振動を考慮した床材の選定がより重要になります。「予算」「マシンや器具の大きさ・重量」を考えて、工事を計画したり、床材やマットを設置したりしましょう。
ジムスペースは自宅やオフィスにもつくれる!
ジムスペースが自宅やオフィスにあれば、マシンの順番待ちや、ジムに通う時間などを気にする必要がなくなります。自宅や会社にジムがあると、リラックスして運動や筋力トレーニングを楽しめます。
ジムが身近な場所にあることで、人目を気にすることなく自由に運動することができ、よりリラックスした状態で体を動かせるでしょう。また、オフィスに設置すれば従業員の健康促進にもつながります。
スポーツジムの工事費の抑え方
これからスポーツジムを開業したい、ジムスペースをつくりたいという方にとって、内装工事費がいくらになるのかは大きな問題といえます。できる限り適正な価格で内装工事を契約するためには、複数の会社に見積もりを出してもらい、比較することが必要です。価格だけでなく、内装のデザイン案も比較しましょう。
スポーツジムの開業を考えている方は、プールがないパーソナルトレーニング系のジムであれば、給排水のインフラさえ整備されていれば利用できる物件の範囲は広くなります。費用を抑えたいのであれば、まず居抜き物件を探すのがおすすめです。
ジム床は4層構造だと安心
スポーツジム、フィットネス・ヨガ・ダンススタジオ、あるいはご自宅やオフィスのジムスペースなどにおいて、防音・防振面の性能がよく、丈夫な床はとても重要です。そこで、ジムに使用する床材は4層構造(※ラバーマット含む)をおすすめします。
ジムの床はマシンによる振動、人の動きや器具の落下の衝撃に耐えられる素材であることが求められます。また、階下や周囲への振動、騒音を防げることも必要です。それらの対策として、衝撃吸収材、応力分散板2枚、耐久・吸振性のあるクッション材を重ねた上に、さらにラバーマットを重ねることで床への衝撃を和らげることができるのです。
ジム床の施工方法
物件やスペースを用意し、ジムスペースを作る段階になった際、どのような施工を行えばいいのでしょうか。作業の手順をご紹介します。
施工下地の準備
施工の下地部分となる床は平らになるように整えてください。
カッティング
ジムボードを丸のこやノコギリで必要なサイズにカットしてください。部屋によって必要な長さは異なるので、その都度計測しながらカットしましょう。
床材を敷き詰める
設置が必要な箇所にジムボードを敷き詰めます。下地への貼付は必要ありません。
ラバーマットの仮置き・貼付
ラバーマットをカッターナイフで必要なサイズにカットし、仮置きします。ジムボードとラバーマットの接着をよりよくするためにまずPP樹脂プライマーを塗布しましょう。最後にウレタン接着剤でラバーマットを全面に貼り付けてください。
完成
ジムボードとラバーマットの断面が見える部分に、幅木やスロープを入れてつまずいたり、足を引っ掛けたりしないようにして、完成です。小さなマシンの下にはさらにステンレスプレートを敷きましょう。
ジムボードネオで快適なジムスペースを!
快適なスポーツジム、あるいはジムスペースをつくるには床材も重要です。用途や目的を考えたうえでベストな床材を設置しましょう。
KLASS株式会社の「ジムボードネオ」は、フィットネスクラブやスポーツジムにおすすめの床材です。ジムボードネオの上にさらに別売のフリーウェイトレーニングエリア用ラバーマットを重ねることでマシンや運動による振動・騒音・衝撃を大きく和らげることが可能です。
ご自宅やオフィスには小スペース用の「JBユニット」もあるため、そちらもぜひチェックしてみてくださいね。